慶事「たがね」のご紹介

桑名の千羽鶴と「たがね」

turu.jpg (5337 バイト)  慶事「たがね」には紅白の鶴が入っています。
 この折り鶴は、一枚の紙に切込みを入れ、切り離さずに連続の鶴をつなぐ折形で、江戸時代に魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)により考案された折形のひとつです。
 現在「桑名の千羽鶴」と名付けられ、折り方が桑名の無形文化財に指定されています。
 炭火で焼きあげた桑名伝統の菓子「たがね」を召し上がっていただくと共に、桑名の伝統文化にも近づいていただければと思います。

 慶事「たがね」は5,000円(+消費税)と3,000円(+消費税)の二種類をご用意しております。

 「十楽」
  も慶事に使っていただいております。

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「たがね」と「千羽鶴」

・・・ホームページをご覧になった富山大学のT・Nさんの質問にお答えして・・・

1)いつから「たがね」に千羽鶴が?

 以前から結婚式の引き出物としての「たがね」には入っていました。先代の主人の時には、すでに結婚式の引き出物としての「たがね」に千羽鶴が入っていました。当代の私が言うのですから確かです。結婚式の引き出物としての「たがね」をなつかしくお話になる古くからのお客様もいらっしゃいます。先々代の主人からかというと、私にはわかりません。戦前のことだとは思います。
 ただし、今の形態ではなく、通常の商品の中に桑名の千羽鶴を入れていました。当代の私が今の形態にいたしました。紅白の敷紙を引き、袋と紐・鶴などを調和させ、慶事用「たがね」を独自のものにいたしました。蓬莱山に夫婦の鶴が降り立つ姿をイメージしています。

2)なぜ千羽鶴を入れたのか?

 桑名の千羽鶴でなければなりません。桑名の千羽鶴の折り方は、江戸時代に魯稿庵義道により考案されたもので、四十九種あります。一枚の紙に切り込みを入れ、連続の鶴を折る折り方です。これを紹介した「千羽鶴折形」は、世界最初の折り紙の本と言われています。
 「たがね」の千羽鶴は「妹背山」という折り型です。鶴は二羽ですが根本は一つという型です。「妹背山」の銘といい、折り型といい、紅白の鶴に折るにも適し、慶事には最適です。

 桑名で米菓「たがね」は育てられてきました。この味だけではなく、桑名の文化もアピールしたい。こんな思いで今の形態にしました。鶴は妻に折らせ、趣味の世界で作っています。
 炭火で焼き上げた桑名伝統の米菓「たがね」を召し上がっていただくと共に、桑名の文化にも触れていただきたく思います。多くの方々から慶事用「たがね」をご用命いただいております。皆様が、知らず知らずのうちに桑名の味と文化に接していただいていることを幸せに思います。

3)余談

 弔事用「たがね」にも白い鶴(桑名の千羽鶴ではなく普通の折り鶴)を入れることも考えました。童話「浦島太郎」で、太郎が最後に老人になり、鶴になり、大空に舞っていく。このことから白い鶴を入れようと思ったのですが、鶴は慶事の意味合いが強く、やめることにしました。